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がんこ親父の『閑話』:鼻炎最前線

がんこ親父の『閑話』 親父の閑話とは?

辞書によると『むだばなしをすること。雑談。』
5年前に病に倒れ、半身麻痺という重い後遺症が残り化粧品やお客様との会話をしばらくの間休んでおりましたが、リハビリをする中で不自由ながらもパソコンを動かすことができるまでに回復し、これを機にまた親父の無駄話を皆様に聞いていただきたくペンの代わりにマウスを握りました。
『閑話』の如く気軽に親父の雑談を聞いてください。

がんこ親父の『閑話』:鼻炎最前線

アレルゲン免疫療法

昨今、鼻炎に悩まされてる方は多いです。ちなみに私は鼻炎ではありません。
多くの治療が症状の緩和などを目的としている中、免疫の過剰反応自体を正常に戻す可能性があるのが『アレルゲン免疫療法』と呼ばれる方法です。しかしこの治療法はある程度の時間が必要です。そして効果にもばらつきがありみんながみんなバッチリ効果とはいかないようです。 でも、完治が望める治療法としては期待されているようです。

「注射」と「舌下」の二つの方法

   

アレルゲン免疫療法は今のところ「注射」と「舌下」という二つの方法に大きく分けられるようです。どちらもアレルギーを引き起こさない程度の少量の原因物質を一定期間投与して、徐々に反応が起こらないようにしていくという理屈です。
これは食物アレルギーの治療にも同じような方法が行われています。
ありがたいことに私は鼻炎も食物アレルギーもなく、私の子供や孫も同じです。だからこれらの現象がすごく遠い存在に思えるのですが、私の友人やお得意先、お客様にはたくさんおられるのです。だから少しでもお役にたてればと思い色々と調べたんです。
話は逸れましたが・・・投与する物質の量を少しずつ増やし、免疫システムを慣らしていく感じです。
注射による治療は数十年という歴史があります。これまで『減感作療法』と呼ばれてました。初めは注射を毎日して、ある程度治療が進むと週1回から隔週1回、月1回というように期間を空けていきます。続ける期間は、症状の激しさや体調などで異なりますが、数カ月から数年かかります。
その中で怖いのは、治療を始めてから一定期間は、アナフィラキシーショックを注射直後に起こす可能性があるので、一定期間は入院が必要です。危険があり、通院の負担も大きいので、なかなか広まりません。

もう一つの舌下は原因物質を患者の舌の下に入れて、エキスを吸収することで慣らします。治療後は決まった時間の後で飲み込みます。投与の直後に激しい運動を控える必要はありますが、治療自体は自宅で受け続けることができます。
でも、治療法が確立されてからの期間が短いため、効果が出るまでの期間や、どれだけ治療を続ければいいのかという点は、まだはっきりしていないのが実情です。

どっちを選ぶ?

   

注射はアナフィラキシーショック、舌下は先が不透明、どちらも一長一短で選ぶ方もどちらを選んだら良いのか悩みます。
しかしながら最前線の治療である事には違いありません。日々進化している医学情報を敏感に感じ取る必要がありそうですね。