認知症のリスクを高める?「むし歯」「歯周病」がもたらす悪影響

			    		みなさんは歯医者に行くタイミングっていつですか?
			    		歯がかなり痛くなってから??という方、多いのではないでしょうか?
			    		しかし「むし歯」を放っておくとある病気になる可能性があります。
			    		それは・・・
			    	
 
			    	
			    	
			    		ある種類の“むし歯菌”が脳の中でわずかな出血を起こすリスクがあることが分かりました。その出血が認知機能の低下をもたらすと可能性があるのです。
			    		むし歯になってから病院に行くのではなく、予防が非常に大切です。
			    		また、日本人の多くがなっていると言われている“歯周病”も全身の病気と深い関わりがあると言われています。
			    		今回はむし歯と歯周病がもたらす意外な悪影響と正しい予防法についてです。
			    	
「むし歯」は認知症のリスクを高める?
						「むし歯」は原因菌である「ミュータンス菌」などが歯の表面に付着して歯を溶かす現象です。
						その中である特殊なミュータンス菌を持っておられる方で菌が血液中に入ると血管が集約している脳で止血作用を妨げるような働きが分かってきました。
						口の中にその特殊なミュータンス菌があると歯グキなどから血管内に入り込み脳に到達します。そして脳で出血することよりも「脳で血を止まらなくする」という悪影響を引き起こします。
					
出血が止まらない??
そもそも、人の身体は血管内が傷つくと血小板がやってきて血を止める作用があります。しかし特殊なミュータンス菌を持っておられる方は傷口へ菌が先に行ってしまって血小板が寄りにくくなり、それで出血が止まらなくなるのです。
 
					
					
						そしてこの微小な脳内出血が原因となって・・・
						認知機能の低下・脳卒中などのリスク因子の可能性があります。
						ただ、全てのミュータンス菌がこのような悪さをするわけではありませんが、今はまだ大学病院などで特別な検査をしないと
						問題の種類の菌かどうかを特定することができません。
					
もしかしたらその菌が自分にも潜んでいるかもしれないと思って口の中の菌を減らす努力を心がけていただくと良いと思います。
ミュータンス菌は親からうつる
						ミュータンス菌は多くの場合親からうつります。
						お子様がおられるご家庭では十分に注意してあげてくださいね。
					
むし歯と同じくらい多い歯周病とは?
						歯周病は口の中の「歯周病菌」によって起こる感染症です。
						歯と歯ぐきの間、いわゆる歯周ポケットに歯周病菌が増えますと、歯を支える骨や歯ぐきに炎症を起こし組織を破壊していく現象です。
					

むし歯の場合はむし歯菌が歯を溶かすので見えやすく痛みもあり分かりやすいのですが、 歯周病は歯ぐきが重い、違和感があるなどの症状なので、ひどくなるまで気づかないケースが多いです。
歯周病のチェックの仕方は?
						まずは歯周病が進行しているかどうかをチェックをしてください。
						
						●歯と歯の間に隙間ができている
						●堅いものが噛みにくい
						●歯グキがむずがゆい 赤く腫れている
						●歯磨きの時の出血
						
						痛みもないのに出血する場合は歯周病を疑いましょう。
					
歯周病はどんな病気と関りがあるのですか?
						歯周病は最近になって歯周病と全身の病気の関わりが研究されるようになってきました。特に注目されているのが糖尿病との関わりです。
						糖尿病は血液中の糖が増えて血管を傷つけたり様々な合併症を起こす病気です。
						通常は血液中の糖はすい臓から分泌されているインスリンによって増え過ぎないようにコントロールされていますが、
						歯周病菌が血管に入り全身を巡るとインスリンが働きにくくなり結果的に血糖値を上げてしまいます。
						歯周病を治すと糖尿病が良くなったり、糖尿病を治すと歯周病が良くなるというような研究成果が最近では出てきているように、お互い関係し合っているケースが出てきています。
					
両方の専門医に見てもらうことが大事?歯周病予防は??
						歯周病と糖尿病はお互いが関係しているケースが多いので、治療の際はそれぞれの専門医にかかって両方から治していくことが大事です。
						歯周病と様々な病気との関わりは糖尿病の他にも、誤嚥(ごえん)性肺炎、関節リウマチ、狭心症・心筋梗塞、低体重児出産なども関わりがある病気です。
						これだけ色んな病気と関わりのある歯周病を予防する基本は「歯磨き」ですが、この歯磨きをする上で重要なポイントがあります。
						むし歯菌は酸素がある場所で生きられるので歯の表面に付着します。しかし歯周病菌は酸素があると生きられないので歯周ポケットで増殖します。
						したがって、むし歯と歯周病の対策は・・・
					
 
                	
                	
                	
                	むし歯対策の磨き方
						①かみ合わせ部分をしっかり磨く
						②歯と歯の間を意識して小刻みに磨く
						
					
歯周病対策の磨き方
						歯と歯グキの間に45度の角度で毛先が歯周ポケットに入るように磨く(バス法)
						そして歯磨きに加えて、歯間ブラシ・糸ようじで取れにくい汚れを落とします。ただ強くし過ぎないように注意してくさだい。
					
						むし歯や歯周病は美容にも影響します。
						お口の中の環境が悪くなると人は体調を崩します。むし歯や歯周病で歯が抜けるとお口周りが途端に老けて見えます。
						シワが目立つ原因にもなります。しっかりお口の中のケアをしっかりしましょうね。
					
 
                	
                    
                    
                	
                	 
			    	
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